社会とともに

事業でのノウハウを活かし、地球環境や地域社会に貢献する活動を行っています。

方針

企業としてサステナブルに発展していくためには、社会と継続的なコミュニケーションを図ることが不可欠です。住友林業では2005年度からシンボルキャラクター「きこりん」を語り部に、新聞・雑誌・テレビ・WEBなどのメディアを通じて企業姿勢の発信を行っています。また、イベントなどを通して直接お客様と関わりを持つことで、より正しく、深く当社について知っていただけるよう努めています。

社内外からの声
  • CMには未来を担う児童・生徒の興味関心を引くような工夫がされており、楽しみにしている。(教育・研究機関)
  • 森林が担っている環境保全上の役割についての教育活動に期待する。(学生)

植林事業を行う地域でのコミュニケーション

シンポジウムなどでの情報発信

方針・計画

事業を通じて蓄積してきた知識や経験を社会の発展に活かすため、イベントや講演などでの情報発信を積極的に行っています。

実績

COP10で「生物多様性交流フェア」にブースを出展

2010年10月、愛知県名古屋市で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催されました。住友林業は、民間企業としては最大規模の広さのブースを「生物多様性交流フェア」に出展し、生物多様性の保全への取り組みと事業活動についてパネルやジオラマを活用して紹介しました。また、COP10における「生物多様性」フォーラムの開催、会場での使用電力から発生するCO2をオフセットするために当社社有林で取得したJ-VERクレジット※1を寄付しました。

木や森の魅力を伝えるイベントを開催

2007年から毎年開催している企業PRイベント「Sustainable Forest Gallery〜きこりんの森〜」を2011年1月15日・16日に有楽町イトシア前広場(東京都千代田区)で開催し、約5,000名の方にご来場いただきました。2011年は国連が定める「国際森林年」にあたり、林野庁および(社)国土緑化推進機構の共催によるオープニングセレモニーでは、農林水産大臣や国際森林年国内委員などが出席。会場では、環境問題や森の役割を楽しく学べる展示、3D映像やiPadを使った解説などを通して、木や森の魅力や価値を伝えました。

  • ※1 J-VER:環境省が推進する、国内の温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセット用のクレジットとして認証する制度

2010年度には、その他各種シンポジウムやセミナーで当社役員や社員が情報発信および提言を行いました。

■2010年度の実績
日本木材学会「設立記念シンポジウム」
5月15日
「次世代社会に向けて木材学が果たすべき役割と課題」をテーマに、「産業界の木材利用と日本木材学会への期待」というタイトルで講演
愛媛県主催
「生物多様性キャラバンセミナー」
7月30日
「住友林業社有林と生物多様性について」をテーマに、当社社有林における環境への取り組みとして「ISO140001の認証取得」、「SGEC※2森林認証の取得」、「生物多様性保全の取り組み」を紹介
「IUFRO※3 WORDL CONGRESS」
8月26日
韓国・ソウルで開催された、世界の森林・木材に関する国際学会で、日本の林業および住友林業の事業内容を紹介
住宅・金融フォーラム主催
「『住宅・金融』シンポジウム」
12月15日
「環境・省エネと未来の住まい方〜住宅・金融の立場から」のテーマに、「住宅の長寿命化と国産材活用について」で、涼温房や当社のLCCM※4住宅の考え方、国産材活用の取り組みを紹介
NPO法人「才の木(さいのき)」主催
「才の木シンポジウム」
2011年1月19日
「木材自給率50%を達成するための課題と方策〜森林・林業再生プランの実現に向けて〜」のテーマに、「住宅産業から見た木材調達の現場から」を講演
「第3回 IndoGreen Forestry Expo」
2011年4月14日〜17日
住友林業グループの5社が出展し、「伐って、使って、また植える」活動を紹介。持続可能な森林経営、CDM※5事業、環境や社会に配慮・貢献する植林活動などについて展示
  • ※2 「緑の循環」認証会議。持続可能な森林経営が行われていることを第三者機関が証明する日本独自の森林認証制度。生物多様性の保全や、土壌および水資源の保全と維持など7つの基準に基づいて審査される
  • ※3 International Union of Forest Research Organization/世界の森林および木材に関する研究所がメンバーとなって設立された研究組織
  • ※4 住宅の建設・運用・解体・破棄までの一生涯に排出するCO2を減少させる技術の導入と、それらを使いこなす省エネ型生活行動を前提として、太陽光、太陽熱、バイオマスなどの再生可能エネルギー利用により、ライフサイクルトータルのCO2収支をマイナスにしようとする考え方
  • ※5 Clean Development Mechanism(クリーン開発メカニズム)
    先進国が開発途上国において技術・資金等の支援を行い、温室効果ガス排出量の削減、または吸収量を増加する事業を実施した結果、削減・吸収できた排出量の一定量を先進国の温室効果ガス排出量の削減分の一部に充当することができる制度

今後の計画

環境関連の取り組みや事業、中国でのビジネスの可能性について紹介するため、2011年6月に初めての開催となる北京での環境展「日中グリーンエキスポ2011」※6に出展しました。

  • ※6 NPO法人「日中グリーンエキスポ・マネージメント」(日本経団連が設立)、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)主催
社内外からの声
  • きこりんは見たことがあったが、具体的な取り組みや方針は知らなかったので良い機会だった。もう少しアピールしても良いのではないか。(会社員)